はじめに
先日、VERSANTという英語スピーキングテストを受験しました。
今まで、TOEICは受験したことがあったのですが、スピーキングのテストははじめてだったので、記録に残しておこうと思います。
参考までに、私自身の英語経歴を簡単に書いておきます。
大学時代：TOEIC710点（海外経験なし）その後、ドイツ人留学生と4ヶ月共同研究
会社時代：英語をまったく使わなくなり、TOEICは630点まで急降下。。
北米時代：半年間現地アメリカ人とともに働く。TOEIC835点へ急上昇。
直近：オンライン英会話5ヶ月目。（1回25分を週4回程度）
はたしてVERSANTのスコアはどのくらいなのか。 参考にしていただければ幸いです。
VERSANTとは
VERSANTとは、英語のスピーキングに関するテストです。PCやスマートフォンで受験することができ、約20分で終了します。
AIによって文章の正確性や発音、イントネーションが評価されるため、試験終了数分後には結果がわかります。スコアは80点満点で算出されます。
最近では、グローバル企業などでも、英語力の測定に採用されているそうです。
費用は5500円で受験することができます。
VERSANTテストの内容
テストは以下の6項目から構成されています。
①音読（8問）
画面上に表示された文章を音読します。イントネーションや流暢性、発音の評価が行われます。
②復唱（16問）
読み上げられた文章を復唱します。画面上には一切文章は表示されないので、リスニング力と聞こえた文章を記憶しておく力が必要です。
受験前に練習したほうがよいかと思います。
③質問への回答（24問）
英語で読み上げられた簡単な質問に回答します。
例えば、以下のような質問が読み上げられます。
例：Would you get water from a bottle or a newspaper?
回答としては、"a bottle"のように簡単に回答すればOKです。
④文の構築（10問）
3つのフレーズがバラバラの順番で読み上げられますので、正しい順序に直して発音します。
例えば、以下のようにフレーズがバラバラに読み上げられますので、順番を正して、回答します。
例："was reading", "my mother", "her favorite magazine"
回答：My mother was reading her favorite magazine.
フレーズが見えていれば簡単ですが、バラバラのフレーズをすべて記憶しておくのは非常にストレスがかかります。事前に練習しておいたほうがよいです。
⑤ストーリーの要約
英語で話された30秒のストーリーに対し、30秒でストーリーを説明します。
「Maryは毎日良く勉強していた。彼女のクラスには優秀な生徒がたくさんいたので、彼女は自分が優秀賞を受賞できるとは考えていなかった。しかし、先生は最終的に彼女に賞を与えることに決めた。Maryは結果を聞いて、とてもうれしく思った。」
のような文章が英語で話されます。各文章自体は短く、難しいものではありませんが、30秒分のストーリーを記憶しておく必要があります。
英語で話された文章をそのまま記憶しておくことは不可能なので、状況をイメージしてできるだけ記憶するような練習が必要かと思いました。
⑥自由質問
英語で質問された内容に対し、自分の考えを30秒で完結に述べます。
例題では、「田舎と都会では、どちらに住みたいですか？」といったような問題が出題されます。
PREP法（結論→理由→具体例、改めて結論）を使って、簡潔に自分なりに回答します。
TOEICとの違い
TOEICを受験したことのある方は多いかと思うので、説明不要かもしれませんが、念の為TOEICとVERSANTとの違いを書いておきます。
TOEICもVERSANTもどちらもビジネス英語を主眼においていますが、Reading, writing, listening, speakingの4項目の中で、測定される項目がことなるます。
具体的には、TOEICはReadingとlisteningを測定する試験であるのに対し、VERSANTはSpeaking ( + listening) を測定するための試験です。
( + listening)と書いたのは、問題に回答するためには、まず英語で話された問を聞き取る必要があるためです。
そのため、TOEICで点数が高くても、VERSANTの点数は低かったりすることがあるみたいです。
TOEICとVERSANTの相関
以下の図は、TOEICとVERSANTスコアの関係を示しています。横軸にTOEICのスコア、縦軸にVERSANTのスコアが示されています。縦軸のA1~C2は、CEFRレベルを示しています。
A1/A2レベルは「基礎段階の言語使用者」、B1/B2レベルは「自立した言語使用者」、C1/C2レベルは「熟達した言語使用者」であるとされています。 従来の語学教育では、文法や語彙の知識の豊富さ・正確さを言語力として高く評価する傾向がありました。
基本的には、TOEICのスコアが高い人ほど、VERSANTのスコアも高くなっていることがわかります。
しかし、赤丸で囲われた部分を見ると、TOEICが900点以上でも、VERSANTOのスコアは37点〜76点（CEFRレベルA2~C1）まで、かなりばらつきがあることがわかります。
受験結果
私の受験結果は、59点でした。CEFRレベルで言うとB2（自立した言語使用者）だそうです。思ったよりはいいのか、こんなものなのか。
VERSANTでは、総合結果だけでなく、以下の4項目ごとの評価も見ることができます。
・Sentence mastery
・Vocabulary
・Fluency
・Pronounciation
私の場合は、他の3項目に比べてSentence masteryが圧倒的に低いようです。
中学1年生から英語は勉強してきたつもりですが、どうしても会話になると分の構成が崩れてしまうようです。
発音への意識もおろそかになっている意識がありましたが、VERSANTスコアによると、比較的悪くなかったみたいです。
今後のプランとおすすめの勉強法
グローバル企業で働くにあたり、足切りラインが58点だそうです。現時点では、足切りにはならないものの、対等にやっていけるレベルには全然到達していません。
英語で対等に議論できるようになるため、最終的にはC1レベル（71点）に到達したいなと思っています。
今回がはじめての受験だったので、効果の程はまだわかりませんが、現在6ヶ月目になるオンライン英会話は続けて行こうと思っています。
過去、DMMやレアジョブ、BBTオンライン英会話といくつかオンライン英会話を試してみましたが、Bizmatesというところが一番おすすめです。
DMMは低価格で非常に人気がありますが、講師やネットワークの質にムラがあります。また、話を聞いている時間が多くなってしまい、スピーキングの練習としては非効率的でした。
その点、Bizmatesは若干価格は上がりますが、質の担保された講師が豊富で、自分の考えを話すということを積極的に練習できるカリキュラムになっていると感じました。
もし、興味があれば、チェックしてみてください。
Bizmatesは、ビジネス特化型でNo.1のオンライン英会話サービスです。英語で「話す」だけでなく、「仕事ができる」ことを目指したサービスです。
初心者向けプログラムも用意し、トレーナーがレベルに合わせ会話を致します。 トレーナーの質の高さと受講生に合わせたオリジナルの教材・独自メソッドにより受講生の90％が上達を実感頂いています。2020年オリコン顧客満足度調査講師部門第1位にも選出！
▼Point1 学習を継続させるレベルランクシステム 受講生の習熟度を「5段階のレベル」×「5段階のランク」の計25段階に分け、上達する楽しさを実感できるシステムがあります。
▼Point2 伝わる英会話力が身につく、柔軟に選べる4つのレッスンタイプ ベーシックプログラムに加え、受講生の学びたい・話したい内容にあわせた4つのレッスンタイプを用意しています。
▼Point3 自分ごと化して話せるオリジナル教材 受講生のレベルに合ったオリジナル教材をレッスンタイプ毎にご用意してます。 例文を読んだ後に、受講生のシチュエーションに置き換えてロープレできるので、気がつくと自分のことを英語で伝えられるように！
▼Point4 「ビジネス経験」と「教えるスキル」の両方を兼ね備えた一流のトレーナー陣 トレーナー採用率は1％以下と厳しい基準を設定しています。MBAや博士号を保有するトレーナーも在籍し、総勢1,500名以上が在籍しています。業種や職種に合ったスキルを身につけられます。
▼Point5 1レッスンの学びを広げる豊富な自己学習コンテンツ スキマ時間を使って動画レッスンで予習、復習ができます。話せるようになりたいポイントをより広く深く理解できるようになります。
